「歩行中や立っているとジンジン、
ビリビリとした感覚が出て、長時間歩けない。」
「座っていても痛みや重さが続き、リラックスできない。」
「スムーズに歩けず、つまずきやすくなる。」
「尿意がコントロールできず、漏れることもある」
「足先の冷え・感覚の鈍さが常にあり、不快感が続く」
そんな症状に心当たりはありませんか?
脊柱管狭窄症になると身体的な痛みだけでなく、
日常生活や心にも影響します。
今回は、脊柱管狭窄症と自律神経の関係、
整体やカイロプラクティックで
できることについて解説します。
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、
背骨の中を通る神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、
神経が圧迫される疾患です。
特に高齢者に多く見られ、
腰や足に痛み・しびれ・脱力感が現れます。
特徴的なのは、「少し歩くとつらくなり、
前かがみで休むと楽になる」という
間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。
自律神経とは?
自律神経は、私たちの意識とは関係なく
内臓・血管・ホルモンの働きをコントロールする神経です。
交感神経と副交感神経のバランスで、
体温調節や睡眠、消化、呼吸、心拍などを
無意識に調整しています。
ストレスや疲労、身体のゆがみによって、
この自律神経のバランスが乱れると、
不眠・めまい・動悸・冷え・便秘など
様々な不調が起こるのです。
脊柱管狭窄症と自律神経の深い関係
実は、背骨のゆがみや狭窄によって
自律神経が影響を受けることがあります。
背骨の中を通る神経には、
運動神経や感覚神経だけでなく、
自律神経も含まれています。
特に胸椎から腰椎のゆがみは、
自律神経の通り道を圧迫し、
交感神経の過剰な緊張を引き起こすことがあります。
この状態が続くと、筋肉が緊張し血流が悪くなり、
痛みやしびれが悪化。
また、ストレスホルモンが分泌され続けて疲れが取れず、
身体も心も回復しにくい状態に陥ってしまいます。
自律神経の乱れが脊柱管狭窄症を悪化させる?
逆に、自律神経が乱れていると、
筋肉の緊張や血流の悪化によって背骨周りの環境が悪化し、
狭窄症の症状をさらに強めることもあります。
つまり、
「狭窄→神経圧迫→自律神経の乱れ→さらに悪化」
という悪循環が起きるのです。
整体やカイロプラクティックでできること
脊柱管狭窄症は重度であれば手術が必要ですが、
多くのケースでは、姿勢の改善や神経の流れを整える施術で
症状が緩和されます。
特に、自律神経のバランスを整えるアプローチを
含んだカイロプラクティックでは、
背骨のゆがみをやさしく整え、
神経の圧迫を減らすことが可能です。
さらに、施術によって呼吸が深くなり、
リラックスしやすくなることで、
副交感神経が優位になり、
自然治癒力が高まるという効果も期待できます。
まとめ
脊柱管狭窄症と自律神経の乱れは、密接に関係しています。
背骨のゆがみを整えることで神経の流れがスムーズになり、
身体の不調が軽くなるだけでなく、
心の安定も得られることがあります。
脊柱管狭窄症で心身共に不調を感じている方は、
神経の通り道である背骨の状態に
目を向けてみることをおすすめします。
西区からお越しの60代男性の感想です。
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