寝落ちが身体と自律神経に与える悪影響とは? 鶴橋のカイロ整体

 

◆ はじめに|「寝落ち」は睡眠じゃない?

「ソファでうたた寝してしまった…」

「スマホを見ながらそのまま寝落ち」

そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか?

 

一見“よく眠れた”ように感じる寝落ちですが、

実は身体にも自律神経にも

負担がかかる習慣だということをご存知ですか?

 

このブログでは、カイロプラクティックや

自律神経のケアを専門とする視点から、

寝落ちがなぜ健康に良くないのか、

科学的な理由と対策をわかりやすく解説します。

 

 

◆ 寝落ちとは? ― 意識的な「睡眠」とは別物

寝落ちとは、眠る準備をしないまま、

突然意識が落ちるように寝てしまうこと。

 

この状態は、交感神経(緊張モード)が

優位なまま強制的に脳が休止する反応です。

 

つまり、身体はまだ「活動中」の状態で、

呼吸も浅く、筋肉も緊張したまま。

 

このような睡眠は、副交感神経(リラックスモード)に

切り替わっていないため、深い眠りに入りづらく、

疲労回復効果が非常に低くなります。

 

 

寝落ちが自律神経に悪い3つの理由

 

1.自律神経の切り替えができない

本来、眠るときには「交感神経」から

「副交感神経」へスムーズに切り替わる

必要があります。

 

寝落ちはこの切り替えが行われず、

交感神経が優位なまま眠るため、

自律神経が慢性的に乱れてしまいます。

 

2.深い睡眠(ノンレム睡眠)に入れない

スマホやテレビを見ながらの寝落ちは、

ブルーライトの影響で脳が覚醒状態のままです。

 

その結果、浅い眠りが続き、

ホルモン分泌や脳の疲労回復が

十分に行われません。

 

3.筋肉と内臓が休まらない

寝落ちする姿勢は、

首や腰に負担がかかりやすく、

リラックスできない状態。

 

消化器官も休まらず、

自律神経系のバランスが

崩れやすくなります。

 

 

◆ 寝落ちを防ぐための3つの習慣

 

質の良い睡眠を取るには、

「眠る準備=スリープルーティン」が必要です。

 

以下の習慣を取り入れることで、

寝落ちを防ぎ、深い睡眠へ導くことができます。

 

寝る30分前にスマホやテレビを手放す

 

照明を暗くして、間接照明に切り替える

 

深呼吸やストレッチで副交感神経を優位にする

 

これらの行動が、

「これから休むよ」

と脳にサインを送り、

自然な眠りへと導いてくれます。

 

 

◆ まとめ|寝落ちを改善すれば、

疲れの取れ方が変わる

 

寝落ちは一見ラクに見えて、

実は睡眠の質を下げ、

自律神経を乱す原因になります。

 

本当に身体を休めるには、

「眠る準備をすること」が

とても重要です。

 

当院では、寝落ち習慣がある方に向けて、

自律神経の調整と睡眠の質を

高める施術も行っています。

 

疲れが取れない、

眠りが浅いという方は、

ぜひ一度ご相談ください。

自律神経失調について詳しくはこちら

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