水を飲みすぎると危険?「水中毒」とは? 鶴橋のカイロ整体

「水はたくさん飲んだ方が健康にいい」

——そう思っていませんか?

確かに水分補給は体にとって必要不可欠ですが、

実は飲みすぎることで命の危険を招くこともあるのです。

 

今回は、健康意識の高い方こそ知っておくべき「水中毒」について、

カイロプラクティックの視点からわかりやすく解説します。

 

水中毒とは?

水中毒とは、短時間に大量の水を摂取することで

体内のナトリウム濃度が極端に低下する状態を指します。

 

医学的には「低ナトリウム血症」と呼ばれ、

めまい・吐き気・頭痛・倦怠感などの症状が現れます。

 

重症の場合は、けいれんや意識障害

最悪の場合は死に至ることもあるため、

決して軽視できません。

 

なぜ水を飲みすぎると危ないのか?

人の体内には、電解質(ナトリウムやカリウムなど)が

バランスよく存在しています。

 

ところが水を一気に大量に飲むと、

血中のナトリウムが薄まり、

細胞がむくんでしまいます。

 

特に脳の細胞が腫れると、

意識障害や呼吸困難といった

重篤な症状を引き起こします。

 

どれくらいの水で水中毒になる?

一般的に、1時間に1リットル以上、

または1日で8リットル以上の水を摂取すると

危険とされています。

 

特に以下のような場面では注意が必要です。

 

熱中症対策で一気に水を飲む

 

スポーツ中に大量の水を摂取

 

サウナや岩盤浴後の水分補給

 

「健康に良いから」と日常的に

水をがぶ飲みする習慣

 

水中毒を防ぐためのポイント

こまめに、少しずつ水分を摂る

1回にコップ1杯(200ml程度)を、

1〜2時間おきに摂取するのが理想です。

 

塩分やミネラルも補給する

汗をかいた後は、

水だけでなく電解質も失われています。

 

経口補水液や塩分を含んだ食品も

上手に取り入れましょう。

 

体のサインを見逃さない

めまい・ふらつき・頭がボーっとするなどの症状があれば、

無理に水を飲まず専門家に相談しましょう。

 

まとめ

健康のための「水分補給」が、

間違った方法では逆効果になることがあります。

 

カイロプラクティックの現場でも、

水中毒が原因と思われる不調を訴える方は

少なくありません。

 

自律神経のバランスや体調管理においても、

水の摂り方はとても大切です。

 

正しい知識を持ち、

「賢く水を飲む」習慣を身につけていきましょう。

 

▶ お悩みの方は当院へ

鶴橋「S.K.カイロワールド」では、

水分の摂り方や体調管理に関するご相談も承っています。

 

自律神経にアプローチした施術で、

身体の内側から整えてみませんか?

めまい(メニエール)について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

S.K.カイロワールド