カップラーメンが身体とメンタルに与える悪影響とは?

忙しいとき、小腹がすいたとき、夜食に……
ついつい手軽なカップラーメンに手が伸びてしまう方は多いと思います。

しかし、
「食べたあとになぜかだるい」
「集中力が落ちる」
「気分が沈む」

こんな経験はありませんか?

実はカップラーメンは、身体だけでなく、メンタルにも悪影響を与える食品の一つです。


【原因】

1. 高塩分による血圧上昇とむくみ
カップラーメン1食には、1日の塩分摂取目安(約6g)のほぼ半分〜全量が含まれています。
過剰な塩分は血圧を上げ、血流を悪くし、脳への酸素供給も低下。
これがだるさや頭痛、集中力低下の原因になります。


2. 食品添加物の過剰摂取
保存性や見た目を良くするために、リン酸塩、酸化防止剤、着色料などが使用されています。
リン酸塩はカルシウムの吸収を妨げ、骨の健康に悪影響を与えます。
さらに添加物は腸内環境を乱し、自律神経にも影響を与えます。


3. 栄養バランスの偏り
カップラーメンは炭水化物と脂質が多く、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足。
栄養不足は脳の神経伝達物質の働きを鈍らせ、イライラや気分の落ち込みを招きます。


4. 血糖値の急上昇と低下
精製された小麦粉の麺は血糖値を急上昇させます。
その後、急降下することで倦怠感や眠気、情緒不安定が起こります。


【解決法】

  • 頻度を減らす:週1回以下に抑える

  • アレンジして栄養補強:野菜、卵、豆腐、鶏むね肉などをプラス

  • スープは残す:塩分摂取を抑える

  • 水分をしっかり摂る:カリウムを含む飲み物(麦茶、ほうじ茶など)で塩分排出を促す


【放置のリスク】

カップラーメンを習慣的に食べ続けると…

  • 高血圧、動脈硬化、心疾患リスク上昇

  • 骨密度低下による骨粗しょう症

  • 腸内環境悪化による免疫力低下

  • 慢性的な疲労感や気分障害(うつ症状)

特にメンタル面では、腸内環境の乱れが脳と心の働きを鈍らせ、ストレス耐性が低下します。


【まとめ】

カップラーメンは「非常食」としては便利ですが、日常の食事としてはリスクが大きい食品です。

もし今、だるさや気分の落ち込み、集中力低下を感じているなら、まずは食生活を見直してみましょう。

当院では、栄養と自律神経の両面から身体と心の回復をサポートしています。
施術で巡りを整え、食生活のアドバイスも行い、日常のパフォーマンス向上を目指します。

カップラーメンの習慣から卒業し、心身ともに軽やかな毎日を手に入れましょう。

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