ネガティブな記憶が身体とメンタルに与える悪影響とは?

私たちの心と身体は、

想像以上に「記憶」と

深くつながっています

 

過去の失敗、嫌な体験、傷ついた言葉…。

 

時間が経ってもふとした瞬間に思い出してしまい、

胸がざわついた経験はありませんか?

 

実はこうした“ネガティブな記憶”は、

単に気分を暗くさせるだけでなく、

身体やメンタルの不調を引き起こす

大きな要因になるのです。

 

 

◆ ネガティブな記憶が残り続ける仕組み

 

脳には「扁桃体」と呼ばれる部分があり、

危険や恐怖を感じた記憶を強く焼き付けます。

 

これは生き延びるために必要な本能的な働きですが、

現代社会では逆にストレスの源となることがあります。

 

例えば、過去に怒鳴られた経験があると、

似たような場面で必要以上に緊張してしまう。

 

あるいは、失敗体験が強いブレーキとなり、

新しい挑戦を避けてしまう。

 

脳が「また同じことが起こるかもしれない」と思い込み、

体を守ろうとするためです。

 

 

◆ 身体に現れる悪影響

 

ネガティブな記憶は自律神経を乱し、

身体にもさまざまな症状を引き起こします。

 

代表的なものは以下の通りです。

 

肩こり・首こり

:常に緊張状態が続き、

筋肉が硬直する。

 

呼吸の浅さ

:ストレスで胸や肋骨まわりが固まり、

深く息が吸えなくなる。

 

胃腸の不調

:自律神経のバランスが崩れ、

胃の重さや下痢・便秘が起こりやすくなる。

 

睡眠障害

:寝る前に嫌なことを思い出してしまい、

眠りが浅くなる。

 

つまり、

過去の記憶が「今の身体」を縛りつけてしまっている

のです。

 

 

◆ メンタルへの影響

 

心の面でも、

ネガティブな記憶は無意識のうちに

行動や感情を支配します

 

自信の低下

:「どうせ自分にはできない」と思い込みやすくなる。

 

過剰な不安

:小さな失敗を大きな問題に感じてしまう。

 

人間関係のトラブル

:過去の裏切りや傷つきがトラウマとなり、

人との距離を取りすぎる。

 

こうした状態が続くと、

やがて「うつ」や「不安障害」に

発展してしまうリスクもあります。

 

 

◆ 放置するとどうなるのか?

 

ネガティブな記憶は、

放っておいて自然に消えるものではありません。

 

むしろ時間が経つほど無意識に刷り込まれ、

思考や姿勢のクセとして定着してしまいます

 

例えば、心配性で背中を丸める姿勢が習慣化すると、

猫背になり、さらに呼吸が浅くなって不安感が強まる。

 

悪循環のサイクルに入ってしまうのです。

 

 

◆ 当院でのアプローチ

 

鶴橋のS.K.カイロワールドでは、

こうした「心と身体に刻まれた記憶の緊張」に

アプローチする施術を行っています。

 

施術後は、

 

背中や胸が開いて呼吸がしやすくなる

 

肩や首の緊張が和らぎ、頭がスッキリする

 

心が落ち着き、気持ちに余裕が生まれる

 

といった変化を実感される方が多くいらっしゃいます。

 

記憶そのものを消すことはできませんが、

身体の緊張を解き、自律神経を整えることで

「嫌な記憶に振り回されない自分」へと近づいていけます。

 

 

◆ まとめ

 

ネガティブな記憶は、

心だけでなく身体にも影響を与える

「見えない重り」です。

 

そのままにしておくと、

慢性的な不調や

メンタルの不安定さにつながります。

 

「最近ずっと疲れやすい」

「気持ちが前向きになれない」

そんなときは記憶による緊張が

体に残っている可能性があります。

 

一度ご自身の心と身体を

リセットする時間をつくってみませんか?

 

あなたが“今を生きやすくなる”お手伝いを、

当院でさせていただきます。

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