「そのうち治ると思って…」
四十肩・五十肩の方がよく口にされる言葉です。
しかし実際には、
放っておいても自然に回復しないケースが
非常に多いのが現実です。
当院にも、10年以上放っておいても
治らなかったという方が来られています。
中には半年〜1年ほどで
動くようになる方もいますが、
「腕は上がるけど痛みが残る」
「夜寝返りを打つとズキッと痛む」
「肩をかばって他の場所まで不調が出てきた」など、
後遺症のような状態に悩まされている方も
少なくありません。
今回は、四十肩・五十肩が
なぜ放置しても良くならないのか、
その根本的な理由をお伝えします。
■ 四十肩・五十肩の正体は「肩だけの問題」ではない
まず理解しておきたいのは、
四十肩・五十肩とは「肩関節の炎症」だけでなく、
全身のバランスや自律神経の乱れが関係している
ということです。
肩の関節は、背骨・肋骨・鎖骨
・肩甲骨・上腕骨といった複数の骨が
連動して動いています。
つまり、背骨や肋骨が歪んでいれば、
その上にある肩関節の動きも制限され、
炎症や痛みが起こりやすくなります。
また、ストレスや不眠、
冷えによって自律神経が乱れると、
筋肉の緊張が取れにくくなり、
常に肩がガチガチにこわばった状態になります。
この状態では血流も悪く、
炎症の修復力が極端に落ちてしまうため、
放置しても自然に治ることは難しいのです。
■ 放っておくと「動かない肩」が出来上がる
四十肩・五十肩の痛みが強い時期は、
無理に動かさず安静が必要です。
しかし、痛みが落ち着いてきた時期に
「もう大丈夫だろう」と油断して動かさないでいると、
関節が固まってしまう(拘縮)ことがあります。
これがいわゆる「凍結肩(フローズンショルダー)」です。
この状態になると、
腕が上がらない、
背中に手が回らない、
服を着替えるのも一苦労
…という状態が長期間続きます。
肩が動かない期間が長くなるほど、
筋肉は萎縮し、関節の動きも
どんどん狭まっていきます。
結果として、
痛みが治まっても「動かない肩」が残り、
日常生活に支障をきたすようになります。
■ 放置が引き起こす「二次的な不調」
肩をかばっているうちに、
首・背中・腰にまで負担が広がるケースも
非常に多いです。
片方の肩を動かせないことで、
反対側の筋肉が過剰に働いたり、
姿勢が崩れたりするからです。
さらに、
肩の痛みは睡眠の質を下げ、
自律神経を乱します。
夜に寝返りが打てず、
浅い眠りが続くことで
「疲れが抜けない」
「朝からだるい」
「気分が落ち込む」といった状態にも
つながります。
こうした悪循環を断ち切るには、
「痛みのある肩」だけでなく、
背骨全体のバランスと
自律神経の働きを整えることが必要です。
■ S.K.カイロワールドでのアプローチ
当院では、四十肩・五十肩を「肩の問題」ではなく、
身体全体の歪みと神経のバランスの問題として
捉えています。
ボキボキしないソフトなDRTで背骨を整えることで、
・筋肉の緊張がゆるむ
・血流が良くなる
・自然治癒力が高まる
といった変化が起こります。
背骨を優しく揺らすだけで、
全身の神経の流れが整い、
肩関節の動きがスムーズになっていく方が
多くいらっしゃいます。
「痛くないのに肩が軽くなった」
「呼吸が深くなって姿勢が良くなった」
と驚かれる方も少なくありません。
■ 早めのケアが、未来の快適さをつくる
四十肩・五十肩は、
放置すればするほど治りにくくなり、
改善までの期間も長くなります。
「痛みが軽くなったから大丈夫」と思っても、
肩の動きが完全に戻るわけではありません。
早い段階で正しくケアを行えば、
・肩の動きが早く回復する
・痛みの再発を防げる
・他の部位への負担を軽減できる
といった効果が期待できます。
「そのうち治る」と我慢せず、
今のうちに体のバランスを整えることが、
未来の快適さにつながります。
■ まとめ
四十肩・五十肩が
放っておいても良くならない理由は、
肩だけでなく
背骨・肋骨など全身の歪みが関係している
自律神経の乱れにより、
回復力が低下している
放置によって関節が固まり、
動かなくなる
という3つが大きな原因です。
S.K.カイロワールドでは、
背骨と自律神経の両面からアプローチし、
痛みの根本原因に働きかけます。
「もう何ヶ月も治らない」
「夜の痛みで眠れない」とお悩みの方は、
ぜひ一度ご相談ください。







お電話ありがとうございます、
S.K.カイロワールドでございます。