この時期に多発する「三大ギックリ」―腰・背中・首に注意!

秋が深まり、朝晩の冷え込みが増すこの時期。

S.K.カイロワールドでも増えてくるのが、

突然の痛みに襲われる「ギックリ」症状です。

 

実はこの季節、“三大ギックリ”と呼ばれるほど、

「ギックリ腰」

「ギックリ背中」

「ギックリ首」の症状が多発します。

 

どれも共通するのは、

自律神経の乱れと筋肉の冷え・緊張。

 

では、なぜこの時期に増えるのか、

そしてどう予防・改善すればよいのかを

詳しく解説します。

 

 

■ 1. ギックリ腰 ― 代表的な秋のトラブル

ギックリ腰は、重い物を持ち上げた瞬間だけでなく、

朝の洗顔時や、くしゃみ・靴下を履くなどの

ちょっとした動作でも起こります。

 

この時期は気温差によって

体温調節を担う自律神経が乱れやすく、

血流が滞り、筋肉がこわばった状態になっています。

 

さらに、冷たい空気で腰周辺の筋肉が冷えると、

「守ろう」とする体の防御反応で筋肉が一気に緊張し、

そのままロックがかかったように動けなくなるのです。

 

S.K.カイロワールドの施術では、

背骨の歪みを整えながら、

自律神経を安定させることで、

血流と筋肉の柔軟性を取り戻していきます。

 

施術後には

「腰が軽くなった」

「呼吸がしやすい」と感じる方も多いです。

 

 

■ 2. ギックリ背中 ― 深呼吸すらできない痛み

次に多いのがギックリ背中。

こちらは、肩甲骨の間や背中の中央に

「ピキッ」と走る鋭い痛みが特徴です。

 

原因は、冷えとストレスによる呼吸筋の硬直

 

秋から冬にかけては呼吸が浅くなり、

背中の筋肉が常に緊張状態になります。

その状態でくしゃみや伸びをした瞬間、

筋肉が切れるような痛みを引き起こすのです。

 

呼吸が浅くなると酸素供給も減り、

結果的にメンタル面でも

不安やイライラを感じやすくなります。

 

当院では、背骨全体をゆらしながら整えることで、

固まった背中の筋肉を緩め、深い呼吸を取り戻します。

 

「背中が動くようになった」

「気持ちまで軽くなった」

というお声もよくいただきます。

 

 

■ 3. ギックリ首 ― 朝起きたら首が動かない!?

最後はギックリ首。

 

寝違えの延長のように思われがちですが、

実際には「急激な温度変化+姿勢の崩れ+ストレス」

が重なって起こる首の急性炎症です。

 

スマホやパソコンで首が前に出る姿勢を続けていると、

首の筋肉が常に緊張して血流が悪化。

そこに冷気や寝具の冷えが加わることで、

筋肉や関節に炎症が起きてしまいます。

 

特に女性は冷えやすく、

ホルモンバランスの変化も影響するため、

この時期に首のトラブルが多く見られます。

 

S.K.カイロワールドのアプローチでは、

首を直接揉まず、背骨全体から神経バランスを整え、

自然と首の可動域を取り戻すように調整していきます。

 

痛みをかばうことで悪化していた姿勢も改善され、

再発防止にもつながります。

 

 

■ 放置のリスク ― “クセ”になる危険性

ギックリ症状を一度でも経験すると、

「またなったら怖い」と無意識に体を固めてしまい、

その防御反応がさらなる筋緊張を生みます。

 

放置すると慢性的な腰痛

・肩こり・頭痛・めまいなど、

さまざまな不調へとつながることも。

 

また、痛みをかばう姿勢が続くことで、

背骨が歪み、自律神経の働きにも

悪影響を及ぼします。

 

 

■ 予防とケアのポイント

朝晩は腰・首を冷やさないように温める

 

呼吸を意識的に深くする

(1日3回、深呼吸を習慣に)

 

寝る前に軽いストレッチを行う

 

睡眠と食事のリズムを整える

 

早めに専門家へケアを受ける

 

 

■ まとめ

秋から冬への移行期は、

体が環境変化に追いつかず、

筋肉や神経が過敏に反応する時期です。

 

「ギックリ腰」「ギックリ背中」「ギックリ首」は、

どれも体からの“もう限界だよ”というサイン。

 

S.K.カイロワールドでは、

その痛みを単に取り除くだけでなく、

自律神経から整えることで再発を防ぎ、

“軽く・しなやかに動ける体”を取り戻す

サポートをしています。

 

もし今、体が冷えてこわばる感じがある方は、

無理をせず早めのケアを受けてください。

 

今のうちに整えておくことで、

冬を快適に過ごす準備ができます。

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