歩くたびに痛む膝…背骨を整えると軽くなる理由

膝の痛みと背骨の歪みの深い関係

膝の痛みというと

「加齢だから仕方ない」

「膝の軟骨がすり減っているから」

と考えられがちです。

 

しかし、実際には膝そのものに原因がない

ケースも少なくありません。

 

実は、膝と背骨には密接な関係があり、

背骨が歪むことで膝に負担が集中し、

慢性的な痛みを作ってしまうことが多いのです。

 

ここでは、背骨の歪みがどのように膝へ影響し、

どんな症状を引き起こすのかを分かりやすく解説します。

 

■ そもそも背骨が歪むと何が起こるのか

背骨は頭から骨盤までを支える身体の大黒柱です。

 

この背骨が歪むと、体全体のバランスが崩れ、

左右や前後に偏った重心のかかり方になります。

 

重心がズレると、負担は必ずどこか一部に集中します。

 

その負担が「膝」に来てしまうことで、

膝が悲鳴をあげ始めるのです。

 

特に背骨の歪みは

 

腰椎のねじれ

 

骨盤の傾き

 

背中の丸まり(猫背)

 

反り腰

といった姿勢の崩れを引き起こし、

これが膝の痛みの大きな引き金になります。

 

■ 骨盤の傾きが膝に負担をかける理由

多くの膝痛の方を施術していて感じるのは、

「骨盤のゆがみ」が非常に大きいということです。

 

骨盤は背骨の土台であり、

土台が傾くと身体はバランスを

取ろうとして膝の角度を変えます。

 

このとき、膝は本来の動きではなく、

ねじれた状態で歩行や立ち上がりを

することになります。

 

家で例えるなら、

傾いた床の上に家具を置くようなもの。

 

膝という“家具”が壊れてしまうのは当然です。

 

■ 背骨が歪むと膝周囲の筋肉にも悪影響

背骨のゆがみは、筋肉のバランスにも影響します。

 

例えば、骨盤が前に倒れる反り腰タイプの方は、

太ももの前の筋肉に強く負担がかかります。

 

すると、膝のお皿(膝蓋骨)が引っ張られ、

膝の曲げ伸ばしで痛みが出やすくなります。

 

また、猫背の人は太ももの

後ろの筋肉が硬くなりやすく、

膝裏の動きが悪くなります。

 

この状態が続くと、

歩くたびに膝が突っ張ったり、

正しく曲がらなくなったりして

痛みを訴えるようになります。

 

つまり、背骨の歪みは、

膝痛に直結する筋肉のアンバランスを

生んでしまうのです。

 

■ 膝の痛みを改善するには

「膝そのもの」より「背骨」

湿布を貼ったり、痛み止めを飲んだり、

膝周囲のマッサージをしても改善しない膝痛は、

“膝以外に原因があるサイン”です。

 

特に

 

朝起きたときに膝が痛い

 

片足だけに痛みが出やすい

 

階段の上り下りで痛む

 

動き始めが痛い

こうした症状がある場合、

背骨や骨盤のバランスが

崩れている可能性が高いです。

 

背骨が整うと、体の重心が正しい位置に戻り、

膝にかかる負担が自然と減っていきます。

 

多くの方が

「膝に触っていないのに膝が軽くなった」

と驚かれるのは、このためです。

 

■ S.K.カイロワールドのアプローチ

当院では膝だけを見ず、

全身のバランス、自律神経、

姿勢まで総合的に確認していきます。

 

特に背骨と骨盤の歪みを整えることで、

膝にかかっていた余計な負担が解消され、

動きがスムーズになります。

 

施術後には

「歩くのが楽になった」

「階段が怖くなくなった」

「膝のこわばりが取れた」

といった変化を感じる方が多いです。

 

■ 放置するとどうなる?

膝痛をそのままにしていると、

歩き方がさらに崩れ、

背骨の歪みが悪化 → 膝痛が慢性化

という悪循環に入ります。

 

最終的に股関節・腰にも

症状が広がることもあります。

 

早めのケアが、

将来の「痛みのない歩き」を

守る鍵となります。

膝の痛みについて詳しくはこちら

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