うつになると腰痛にもなる?

 

今日は、「うつと腰痛の関係」についてお話させていただきます。

 

なぜこの話をするかというと、腰痛で整形に行っても異常が見つからなかったり、うつ症状の人で腰痛の人が多く来院されているからです。

 

今日は、「うつと腰痛の関係」についてお話しさせていただきます。

 

うつと腰痛の関係

1.ストレスによる筋肉の緊張
鬱やストレスがあると、無意識に体が緊張しやすくなります。

特に、腰や背中の筋肉がこわばり、血流が悪くなることで慢性的な腰痛が発生することがあります。

2.自律神経の乱れ
鬱状態では自律神経が乱れ、交感神経が過剰に働きやすくなります。

これにより、筋肉の緊張が持続し、痛みを感じやすくなります。

3.痛みの感受性の変化
鬱の状態では、脳の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)が減少するため、痛みを感じやすくなります。

つまり、同じ腰の状態でもうつの人はより強く痛みを感じる可能性があります。

 

腰痛 → 活動の低下 → 気分の落ち込み →うつ

うつ→ ストレス・不眠 → 痛みの増加 → 腰痛

という悪循環が生じることがあり、腰痛とうつは相互に影響を与え合います。

 

対策・改善方法

1.ウォーキングやストレッチを行うことで血流を改善します。

また身体を動かすことで気分もスッキリします。

2.深呼吸・瞑想・温浴でストレスを軽減し自律神経を安定させます。

3.7時間以上寝ることで身体とメンタルの回復を図ります。

 

まとめ

鬱と腰痛はお互いに影響し合う関係にあり、どちらか一方を治すだけでは根本的な改善が難しいことがあります。

そのため、心と体の両方にアプローチすることが大切です。

気になる場合は無理をせず、いつでも相談してください。

 

 

 

S.K.カイロワールド