いきなり来るぎっくり腰!その原因と予防法! 

ぎっくり腰はむちゃくちゃツラいですよね。

・靴下が履けない。

・動くたびに激痛が走る。

・痛くて眠れない。

・お尻が拭けないなど・・・。

私も何回か経験がありますが、

欧米ではぎっくり腰のことを、

「魔女の一撃」と言うそうです。

 

今回は、ぎっくり腰が起こる原因と

予防方法についてお話しさせていただきます。

 

ぎっくり腰は、突然腰に強い痛みが走る症状で、

正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。

 

多くの人が経験する可能性があり、

一度なるとしばらく動けなくなることもあるため、

しっかりとメカニズムを理解し、

予防策を講じることが大切です。

 

ぎっくり腰が起こるメカニズム

ぎっくり腰は、主に腰部の筋肉や靭帯、

関節に急激な負担がかかることで発生します。

 

その原因は以下のようなものが考えられます。

  1. 筋肉の疲労や緊張 長時間の同じ姿勢や無理な動作が続くと、腰の筋肉が疲労し、硬直しやすくなります。その状態で急な動作をすると、筋肉が過剰に収縮し、筋繊維が損傷することで痛みが発生します。
  2. 関節や靭帯への負担 腰椎(背骨の腰部分)にある関節や靭帯が、不自然な動きによって強い負担を受けると、炎症を引き起こし、ぎっくり腰の原因となります。
  3. 椎間板への圧力 腰の骨と骨の間にある椎間板が圧迫されることで、神経を刺激し痛みを引き起こすこともあります。特に、重い物を持ち上げる際に発生しやすいです。

 

ぎっくり腰の痛みの種類

ぎっくり腰の痛みには、いくつかの種類があります。

  1. 筋肉由来の痛み 筋肉の損傷や炎症が原因の痛みで、鈍く重い痛みが特徴です。
  2. 神経圧迫による痛み 腰椎の神経が圧迫されることで生じる痛みで、鋭い痛みや痺れを伴うことがあります。
  3. 炎症による痛み 靭帯や関節に炎症が起こると、安静にしていてもズキズキとした痛みが続くことがあります。

 

ぎっくり腰の予防法

ぎっくり腰を防ぐためには、日常的なケアが重要です。

以下のポイントを意識することで、発生リスクを軽減できます。

  1. 正しい姿勢を保つ 長時間座るときは、背筋を伸ばし、骨盤を立てるように意識しましょう。また、立ち上がる際は、急に腰を曲げず、膝を使ってゆっくり動作することが大切です。
  2. 適度な運動を行う 腰回りの筋肉を強化することで、ぎっくり腰のリスクを減らせます。特に、ストレッチや軽い体幹トレーニング(プランクなど)が効果的です。
  3. 急な動作を避ける 急に重いものを持ち上げると、腰に大きな負担がかかります。持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とし、ゆっくり持ち上げるようにしましょう。
  4. 冷えを防ぐ 腰が冷えると筋肉が硬くなり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。特に寒い季節は、腹巻やカイロなどで腰を温めるのがおすすめです。
  5. ストレスをためない ストレスがたまると、筋肉が緊張しやすくなり、ぎっくり腰のリスクが上がります。適度な休息やリラックスする時間を作ることも大切です。

まとめ

ぎっくり腰は、突然の痛みで日常生活に大きな影響を及ぼしますが、

原因を理解し、適切な予防を行うことで発生リスクを減らすことができます。

 

正しい姿勢、適度な運動、冷え対策など、

日常生活に気をつけて健康な腰を維持しましょう。

 

万が一ぎっくり腰になった場合は、無理に動かず、

動けるようになってからご相談ください。

S.K.カイロワールド