この時期に、風邪や不眠など体調不良が起こる原因とは?

この時期、季節の変わり目になると

「なんとなく体が重い」

「夜、眠りが浅い」

「風邪を引きやすくなった」などの声を

よく耳にします。

 

特に、朝晩の気温差や

天気の変化が激しい今の時期は、

自律神経が乱れやすく、

体調不良につながりやすい時期です。

 

では、なぜこの季節に不調が

起こりやすいのでしょうか?

 

 

1.気温差による自律神経の疲労

人の体は、体温を一定に保つために

自律神経が常に働いています。

 

昼は汗をかいて体温を下げ、

夜は体温を保とうと血管を収縮させるなど、

目に見えない調整を続けています。

 

しかし、昼夜での寒暖差が大きいと、

この調整が過剰になり、

自律神経に大きな負担がかかります

 

その結果、疲れやすさや倦怠感、不眠、

さらには免疫力の低下によって

風邪を引きやすくなってしまいます。

 

 

2.気圧や天変化変化

低気圧や雨の日が続くと、

耳の奥にある内耳が敏感に反応し、

自律神経のバランスを

崩すことがあります。

 

これにより頭痛やめまい、

肩こりが出やすくなり、

眠りが浅くなる方も増えてきます。

 

「雨の日にだるい」

「曇りの日は頭が重い」というのは、

気のせいではなく

自律神経の乱れによる反応なのです。

 

 

3.日照時間の減少によるホルモンの乱れ

秋から冬にかけては、

日照時間が短くなります。

 

太陽の光を浴びることで

分泌される「セロトニン」は、

自律神経を安定させ、

夜の睡眠ホルモン「メラトニン」の

材料にもなります。

 

日中の光が不足するとセロトニンが減少し、

気持ちが落ち込みやすくなったり、

夜の眠りが浅くなるなど

不眠につながるのです。

 

 

4.季節特有の生活リズムの乱れ

この時期は、夏の疲れが体に残っていたり、

行事や仕事の予定が増えて

生活リズムが崩れやすい時期でもあります。

 

遅くまでの残業や夜更かし、

食事の偏りが続くと、

自律神経が整う時間が減ってしまい、

体調不良を感じやすくなります。

 

 

5.自律神経の乱れがもたらす体調不良

自律神経が乱れると、

次のような症状が現れやすくなります。

 

風邪を引きやすい、治りにくい

 

夜に眠れない、眠りが浅い

 

朝起きても疲れが残る

 

頭痛や肩こりが増える

 

胃腸の調子が悪い

 

気分が落ち込みやすい

 

これらは「年齢のせい」や「体力の低下」

と思われがちですが、

実は自律神経の乱れが

大きく関係しています。

 

 

6.放置すると?

自律神経の乱れを放っておくと、

慢性的な不眠や疲労感、

免疫力低下が続き、

風邪だけでなく、

コロナやインフルエンザといった

感染症にもかかりやすくなります。

 

さらに、気分の落ち込みや集中力の低下など、

心の不調につながることもあるため、

早めのケアが大切です。

 

 

7.自律神経を整えるためにできること

体調を守るためには、

次のような習慣が効果的です。

 

朝の光を浴びて体内時計をリセットする

 

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる

 

寝る前のスマホやPCは控える

 

軽い運動で血流を良くする

 

深い呼吸やストレッチでリラックスする

 

そして、自分で整えるのが難しいと感じたときは、

背骨や骨盤の歪みを整え、

自律神経にアプローチする整体がおすすめです。

 

施術後は呼吸が深くなり、

体の軽さや眠りの質の変化を感じる方も

多くいらっしゃいます。

 

 

まとめ

今の時期に風邪や不眠などの

体調不良が起こる背景には、

自律神経の乱れが大きく関わっています。

 

気温差、天候、日照不足、

生活リズムの乱れが積み重なり、

心と体に負担をかけているのです。

 

だからこそ、

「ただの季節の変わり目」と片づけず、

しっかりと自律神経をケアすることが大切です。

 

心身のバランスを取り戻し、

健やかに季節を過ごすために、

今できることから始めてみてください。

自律神経失調について詳しくはこちら

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