くびれが出ない原因は○○にあった!

多くの女性が憧れるウエストのくびれ。

 

食事制限や腹筋運動を頑張っているのに、

「どうして私にはくびれができないんだろう?」

と悩んでいませんか?

 

その原因、実は肋骨の開きにあるかもしれません。

 

お腹周りの脂肪だけを問題視しがちですが、

くびれの美しさは、

肋骨と骨盤の「距離とバランス」によって決まる

と言っても過言ではないのです。

 

くびれが出ないメカニズムと、

それを改善するための肋骨の関係について

詳しく解説していきます。

 

1. なぜ肋骨が開くとくびれが消えるのか?

理想的なくびれとは、

バストの下の肋骨のラインから、

骨盤の上部(腸骨)にかけて

キュッと細くなるカーブです。

 

このカーブを台無しにするのが「肋骨の開き」です。

 

肋骨の開き=寸胴体型に直結

肋骨が横に広がった状態になると、

ウエストの一番上である肋骨の下端(みぞおち付近)

の幅が広くなってしまいます。

 

家で例えるなら、屋根(肋骨)が広がると、

それを支える壁(ウエスト)まで横に広がってしまい、

本来あるべき締まり(くびれ)が失われて、

寸胴な体型に見えてしまうのです。

 

肋骨と骨盤の距離が縮まる

さらに、肋骨が開く原因となる猫背や反り腰などは、

肋骨と骨盤の距離を縮めてしまいます。

 

猫背になると体が縦に縮み、

肋骨が骨盤に近づくことで、

くびれを作るための「スペース」がなくなり、

腹部の肉が横に逃げやすくなるのです。

 

理想は、肋骨と骨盤の間に

指が4本程度入る広さだとされています。

 

 

2. 肋骨が開いてしまう主な原因

では、なぜ肋骨は開いてしまうのでしょうか。

 

主な原因は、

日常生活の「姿勢」と「呼吸」にあります。

 

① 不良姿勢(反り腰・猫背・巻き肩)

反り腰: 骨盤が前に傾き、

お腹が前に突き出すと、腹筋の力が抜け、

肋骨を正しい位置に閉じておくことが

できなくなります。

 

その結果、肋骨が前に突き出て

開いた状態になります。

 

猫背・巻き肩: 肩が内側に入り、

背中が丸くなると、

胸郭(肋骨で囲まれた部分)が圧迫され、

その影響で内臓が下がり、

下の肋骨が外側に

押し広げられてしまうことがあります。

姿勢のゆがみについてはこちら

ねこ背についてはこちら

 

② 呼吸の浅さ(インナーマッスルの機能不全)

肋骨の開閉には、呼吸筋、

特に横隔膜という主要な筋肉が関わっています。

 

浅い呼吸:ストレスや緊張により

交感神経が優位になると、

人は浅い胸式呼吸になりがちです。

 

息を吐ききれず吸う動きばかりが優勢になると、

肋骨が広がったまま閉じにくくなります。

 

インナーマッスルの低下:肋骨を締める役割を持つ

腹斜筋や腹横筋といったインナーマッスルが弱くなると、

肋骨を正しい位置にキープする「ガード」がなくなり、

外側に開きやすくなります。

 

3. 肋骨を締めてくびれを取り戻すには?

くびれを取り戻す鍵は、

「腹筋を鍛えること」よりも、

まず「肋骨を締め、正しい姿勢を取り戻すこと」です。

 

① 呼吸を見直す

肋骨の開閉に直接アプローチできるのが呼吸です。

 

肋骨を意識した深い呼吸:

息を吐くときに、お腹だけでなく、

肋骨全体がアコーディオンのように

中央に閉じていくのを意識しましょう。

 

特に、肋骨下部の広がりを意識し、

息を吐ききることが大切です。

 

この呼吸で、横隔膜と腹横筋の機能を取り戻します。

 

② 姿勢の改善とストレッチ

肋骨の開きは、

背中やお腹周りの筋肉の

硬さや弱さから来るため、

姿勢の改善が必須です。

 

体側(わき腹)のストレッチ:

縮んで硬くなった

わき腹の筋肉を伸ばすことで、

肋骨が動きやすくなり、

骨盤との距離を取り戻す助けになります。

 

インナーマッスルの強化:

腹筋運動の中でも、

プランクやドローイン、

ピラティスなどで腹横筋や腹斜筋を鍛え、

コルセットのように肋骨を

内側に引き締める力を養いましょう。

 

くびれはただ細ければ良いのではなく、

肋骨と骨盤のバランスが整った

健康的なボディラインから生まれます。

 

諦めずに、まずはご自身の肋骨の状態をチェックし、

正しいアプローチで理想のくびれを目指しましょう!

肋骨美矯正について詳しくはこちら

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