背骨の歪みが眠れない原因?自律神経と睡眠の深い関係

「寝ても疲れが取れない」

「夜中に何度も目が覚める」

「朝スッキリ起きられない」

――こうした悩みを抱える方の

多くに共通しているのが、“背骨の歪み”です。

 

実は、背骨の状態と睡眠の質には

とても深い関係があります。

 

単なる姿勢の問題ではなく、

自律神経や血流、呼吸にまで

影響を及ぼしているのです。

 

 

■ 背骨は「神経の通り道」

背骨の中には「脊髄」という

太い神経の束が通っており、

ここから全身の神経が枝分かれしています。

 

つまり、背骨は“神経の通り道”であり、

自律神経のバランスを保つための大切な軸です。

 

ところが、背骨が歪むと

この神経の流れが圧迫されたり滞ったりして、

脳と身体の連携が乱れてしまいます。

 

自律神経には、

昼間に働く「交感神経」と、

夜に働く「副交感神経」があります。

 

背骨の歪みがあると、

この切り替えがスムーズにできず、

「眠りたいのに神経が興奮して寝つけない」

「夜中に何度も覚醒する」といった状態が起こります。

 

 

■ 呼吸の浅さと睡眠の質

背骨が歪むと、胸郭(胸の骨格)も歪み、

肋骨や横隔膜の動きが制限されます。

 

その結果、呼吸が浅くなり、

体内に取り込む酸素の量が減少。

 

脳に十分な酸素が行き渡らなくなるため、

深い眠り(ノンレム睡眠)に入りにくくなります。

 

また、呼吸が浅いまま眠ると、

睡眠中に交感神経が優位な状態が続くため、

体がリラックスしきれません。

 

浅い呼吸は、

ストレスホルモンである

コルチゾールの分泌を増やし、

心拍数や血圧も上昇させてしまいます。

 

「寝ているのにずっと緊張しているような状態」

になることで、翌朝に強い倦怠感や

頭の重さを感じる方も多いのです。

 

 

■ 血流とホルモンの乱れ

背骨の歪みは、筋肉や関節だけでなく、

血液やリンパの流れにも影響します。

 

特に首や背中の筋肉が硬くなると、

脳への血流が滞り、

睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌が低下します。

 

メラトニンは体内時計を整える役割を持つため、

この分泌が乱れると「夜眠れない・朝起きられない」

という生活リズムの崩れが起こります。

 

また、血流が悪い状態では体温調節もうまくいかず、

寝つきに必要な“体温の下降”ができなくなります。

 

寝室環境を整えても眠れない場合、

その原因が背骨の歪みや

血流の滞りにあるケースは少なくありません。

 

 

■ 睡眠の質を高めるためのアプローチ

質の良い睡眠をとるためには、

「背骨のバランスを整えること」がとても重要です。

 

S.K.カイロワールドでは、

背骨を優しく揺らしながら

歪みを整える施術を行い、

自律神経を穏やかに回復させます。

 

施術後、多くのお客様が

「夜ぐっすり眠れるようになった」

「朝の目覚めがスッキリした」

「夢ばかり見て浅かった眠りが、ぐっすりに変わった」

とおっしゃいます。

 

これは、背骨のバランスが整うことで、

呼吸が深くなり、副交感神経が自然に働き出すからです。

 

体が安心モードに切り替わることで、

自然と眠りの質が上がるのです。

 

 

■ 放っておくリスク

背骨の歪みを放置すると、

自律神経の乱れが慢性化し、

睡眠だけでなく、頭痛・めまい

・倦怠感・ホルモンバランスの崩れなどにも発展します。

 

また、疲れが取れない状態が続くと、

メンタル面にも影響し、気分の落ち込みや不安感、

集中力の低下にもつながります。

 

睡眠は“脳と身体の修復時間”です。

 

この時間の質が下がると、

日中のパフォーマンスも低下し、

免疫力までも落ちてしまいます。

 

 

■ まとめ

背骨の歪みは、単なる姿勢の問題ではなく、

睡眠の質を左右する大きな要因です。

 

しっかり眠っても疲れが取れない方は、

背骨や自律神経のバランスが

乱れているサインかもしれません。

 

S.K.カイロワールドでは、

自律神経と背骨の両面からアプローチし、

「深く眠れる身体」をつくるお手伝いをしています。

 

眠りの質を整えることは、

心と身体を整える第一歩です。

 

眠りに悩む方こそ、一度ご相談ください。

不眠について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

S.K.カイロワールド